« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月31日 (水)

4月の作業

4月に入ると3月に播種したビートの苗もかなり大きくなります。 上旬はビートの苗の管理をしながらジャガイモの種の選別をします。 大きさを3種類に分け、大きいものは3つから4つに切り分けます。 また、ビートの苗は丈夫にするため根切りの作業をします。 こうすることによりより丈夫な苗になるのです。 

中旬には春小麦の播種の準備をします。 畑を整地し、肥料と種を播種します。 そのほかの畑も1回目の整地を行います。 又、ビートの苗は2回目の根切りを行います。

下旬になると本格的な播種作業が始まります。 ビートの畑を整地し肥料散布、その後移植作業が始まります。5月上旬までに共同で30ヘクタールほど移植します。このときが私たちには一番の重労働ですが、大学生のアルバイトも動員しています。  

4月ボラバイターの仕事としてはビートの苗の管理、ジャガイモの種の選別、切り分け、ビートの移植の補助作業、ビートの補植などが主な作業になります。 同じ仕事が続く事はあまりなく、毎日同じ仕事をするのがいやな人には向いているかもしれませんが、根気強さが必要かもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月26日 (金)

3月の農作業

Img_0142 農作業の始まりです。上旬には天候の流れを見ながら真っ白な大地に融雪剤散布を行います。 大型のスノーモービル専用の散布機を牽引し、黒い炭をまぶした専用の融雪剤をまきます。 天候が良ければ、1週間以上雪解けが早まります。 雪が降ったりすると再散布が必要になります。 税金の申告を済ませ、中旬にはビートの育苗が始まります。 ハウスの準備をし、多くのアルバイターを雇い、一気に播種作業をします。2日間ですべての播種を完了します。こうすることにより、発芽が一斉になり、以後の管理が楽になるのです。 後は、子供を育てるように温度と水分の管理の毎日です。 気の抜けない時間ですが、お母さんが管理しますので、毎年良い苗が出来ます。 播種から約45日後、畑に移植します。 このときはボラバイターにも手伝ってもらう予定です。 全自動移植機で1日当たり4ヘクタール植えるのですが、苗の補給と機械の監督が仕事になります。 機械が移植に失敗すると補植と言う仕事が待っています。これもボラバイターの仕事になる予定です。  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月14日 (日)

農家の冬休み

年が明けて北海道の農家も決算などで忙しくなってきます。 そんな中、私たちは冬休みを毎年取っています。 50才を過ぎた頃で、ゆとりの農業を考えるようになっていたちょうどその頃、娘が海外で結婚式挙げました。 家内や家族とグァムでのんびり過ごす機会が出来ました。 それから毎年冬休みは海外旅行をするようになりました。 元気なうちに出来るだけ遠くへ出かけようと思っています。 今までに韓国、グァム、イタリア、スペイン、エジプト等に夫婦で出かけました。 今年は明日からドイツ、フランスに出かけます。暑いところが苦手な家内ですので、冬のヨーロッパは旅費も安くて助かります。  農業情勢が今年から大きく変わる中、いつまでもこの様な旅行も続けられないかも知れませんが、来年もまたこの様な旅行が出来るように頑張りたいと思っています。 この旅から帰ってきたらボラバイターの方々向けに今年の北海道の畑作農家の農作業のスケジュールなども投稿してみたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 9日 (火)

先進機器との出逢い

Img_2067 これは皆様なんだと思いますか。 トラクターの屋根の上と、作業機の上にGPSを装備しています。 トラクタ搭載型土壌分析システムです。 土壌成分を連続的に計測出来る世界初の土壌分析システムなのです。昨年11月上旬に当社の圃場でテストしたときの風景です。  東京の大学の教授、愛媛のソフトウエア開発会社、石川県の精密機械メーカーが協力して開発している物ですが、かなり期待できるものです。 私たち農業者にとって土壌分析は大変重要な作業ですが、土壌を採取、分析するためにはかなりの時間がかかります。 これが瞬時に出来る事により、的確な肥培管理が出来るようになります。 GPSを装備していますので土壌分析結果の圃場マップを作成し、そのdataをもとに精密に可変施肥が出来ます。つまり、必要のない肥料を播く事が無くなるのです。 こんな農業が出来るのも近いんですよ。 トラクターはGPSを使って自動操縦、肥料はこの分析装置のDATAに基づいて自動散布なんて事になったらまた農業は一段とおもしろくなりそうです。

続きを読む "先進機器との出逢い"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 6日 (土)

農家の冬は忙しい(1)

今の北海道は一面雪に覆われています。 イメージ的に北海道の農家は冬の間は何も仕事が無いように思われますが、どっこい私の場合は冬の間はスケジュール表をもって歩かなければならないくらいいろいろな事があります。 何をしているのか不思議に思われると思いますが、お正月が明けるとすぐ農家の決算の指導に入ります。 これが週に2~3日あります。 簿記の指導と税金の申告の指導などが主な仕事になります。 以前は農業簿記のソフトウエアの開発やら他町村にまで出かけていってはコンピューターの使い方などを指導していましたので、冬の間はほとんど家にいませんでした。 お陰で子供たちが小さい頃にはお父さんは毎日会社に行っていると思われていました。こんな事を20年以上も続けてきましたが、今はソフトウエアの開発も専門の会社にやってもらうようになりました。それでもこの20年間は私の開発した農業簿記ソフトを使ってくれた先進農家と今では言われる人にたくさん出会う事が出来ました。 いろいろ得意分野を持っている人達が多くて、私などは工業系の学校を卒業したため(生物が苦手だったため)農業の肥料や農薬などは苦手中の苦手なのですが、みんなが助けてくれます。  海外の農機具を直接買い付ける人、海外の農薬や肥料事情に詳しい人、GPSや精密農業に詳しい人、マイクロチューバや遺伝子組み換えに詳しい人、コンピューターに詳しい人、物をやすく買うのが上手な人、売ることが得意な人、等等、自分が何かをしたいと思ったとき必ず相談に乗ってくれる人達がいます。私の農場の作物はこの様な人達のお陰で肥料や農薬の成分などろくにわからない経営主の元でもとても良く育ってくれます。 だから今、農業がおもしろいのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 3日 (水)

2007農場の計画

あけましておめでとうございます。 大雪原の中で静かなお正月を迎えることが出来ました。 昨年は史上最高の出来した。 これもボラバイターの皆様やそのほかのいろいろな人達の助けがあっての事と感謝しています。 毎年の事ですが、今年も1月1日0時に近所の神社にお参りに行ってきました。昨年一年を感謝するとともに、今年1年が良い年であるようにお参りしてきました。 若い人達にはあまり理解出来ないことかもしれませんが、田舎の神社のことですからお参りに来る人はみんな顔見知り。 ここ数年感じることなのですが、農業経営のうまくいっている人はみんなお参りに来ているような気がしています。 作物にも人柄がわかるのか、此処に来る人の作物は皆良いのです。当然決算内容も良いのです。

今年は研修生を入れ始めてから10年、ボラバイターを入れ始めてから7年くらいになるのでしょうか。 研修生は北海道の農家の師弟がほとんどですので、みんな農業に就いています。 ボラバイターの中にも北海道で農業をやってみたいと思う方もいるのかなと思うようになってきました。 北海道の農業の1作物のサイクルは最低でも7ヶ月~9ヶ月はかかります。ですから1ヶ月や2ヶ月のボラバイトでは北海道農業を知ることは出来ませんが、今年は北海道で農業をすることを真剣に考えているボラバイターの応援をしてみたいと思います。 北海道で農業をしてみたいと思っている人の応募を期待しています。 後日、ボラバイトのサンカネットワークに掲載する予定です。

これが北海道指導農業士として私の最大の事業になるのかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »